競馬予想会社を検証してみた

賭けやギャンブルを分析する学問分野は何か？

多くの人は「確率・統計」を思い浮かべることと思います。

しかし、多くのギャンブルにおける不確実性は、客観的に与えられる確率で測れるものではないという。

ある人は、それに加え心理学を思い浮かべることと思います。賭けで熱くなってしまう人間の心を分析すれば、いろいろなことが分かるのではないか、と。

個人的には、賭けやギャンブルを研究するために、たぶんもっとも重要なのはファイナンス理論（金融工学）ではないかと思う。

確率論・統計論は賭けを分析するための最も重要なツールであることは間違いないですが、ギャンブルに必要な確率・統計論は、ファイナンス理論に含まれているので、これで結構足りるのではないかと思います。
また心理学にしても、ファイナンス理論が「行動ファイナンス」という心理学や行動科学を取り入れた分野が含まれていることを考慮すれば、かなりのツールがファイナンス理論と呼ばれる分野に揃っているのではないかと思います。

ギャンブルを科学することは、ギャンブルという状況は比較的単純な要因に還元することが可能らしい。また多くのデータが数値化して記録しやすいと言う利点もあるという。

学術的には賭けは面白い研究対象ということになるのか。。。

以上、今日のうんちくでした。

では検証をしていく。

ファーストレーシング



ブログや口コミ情報によると、ファーストレーシングは不的中が続くと責任者という名乗るものから電話がかかり、謝罪と同時にさらに高確率の的中情報を数万円で提供されるという。

そして、それが外れるとさらにその上の管理者的なものが現れ、謝罪と買い目をさらに高い値段で提供してくるといった典型的な悪徳会社の手口を取っているらしい。

ちなみに、ファーストレーシングの最大の武器として、
RIQ（racing.intelligence.quotient)システムというものをアピールしており、巷にある予想データツールなどは「おもちゃ」であると公言している。

確かに「おもちゃ」かも知れないが、もし、そういうシステムを本当に導入してAIによる予想をしているとすれば、物珍しさからマスコミが公表しないわけはないし、公平性という観点からJRAなどからクレームが来てもおかしくないんじゃないだろうか？

それに、競馬場の改修に伴う走破速度の変化なんてどうやって把握するのだろうか？調教師以外に詳細に知りえるなんて言う事は厳しいのではないか？



しかも普通の会社には書いてある資本金の記載はないし、財務諸表等の決算書を掲載しているわけでもないここの運営会社にどれほどの資金力があるのかわからないが、そんな最先端なシステムを導入するとなれば、並大抵の出資じゃないはず。

的中し続けないと減価償却費すら稼げないと思う。

次にこの画像を見て欲しい。



ここではマスコミの情報が全てウソで信用できるものではないと言い切っている様な書き方をしている。



ここでは、ファーストレーシングこそが業界トップの情報を持っているというが、信頼関係を築くだけで裏情報がもらえるなら、マスコミだって信頼関係は築いているはず。

そうじゃないと取材すらさせてもらえないはずだ。

非常に内容の薄い情報網のような気がする。

会員クラスの説明等はわかりやすかったが、的中実績が去年のもので今年の実績は分からなかった。

会社概要に書かれてある住所のビルはなかったのでいずれにせよ、怪しい感じはするので、利用しないほうが賢明だと思う。

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